福岡で開業する!!マツエクサロンの開業ガイド:起業家必見の開業手引き

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福岡で開業する!!マツエクサロンの開業ガイド:起業家必見の開業手引き

福岡で実際にマツエクサロンを経営しています。今回は実体験を元に、これから起業や開業する方に向けて記事を書いてみました!

マツエク(まつ毛エクステンション)は、まつ毛を長く濃く見せ、目元を華やかにする効果があり、多くの女性が日常的に利用する美容サービスの一つとなっています。このような需要の増加に伴い、マツエクサロンの開業を考える人も増えています。
しかし、サロンを開業する為には、しっかりとした準備と計画が必要です。この記事では、マツエクサロンを開業するための開業手順等を、これから起業開業する方にもわかりやすく紹介していきます!
以前も別記事で紹介していますので、別の内容が知りたい方はそちらも併せてどうぞ!

実体験を元にランニングコストを解説!!【まつ毛エクステ、アイブロウサロンの経営】

 

 

 

マツエクサロン開業の手順

開業準備の基本項目

マツエクサロンを開業するには、まずしっかりとした計画が必要です。以下が基本項目です。

 

・市場調査:ターゲットとなる顧客層や競合店の分析を行います。市場調査を行うことで、自分のサロンがどのようなニーズに応えられるか、競合との差別化ポイントは何かを明確にすることができます。
例えば、若いお客様向けにリーズナブルな価格設定をするのか、高級志向の顧客をターゲットにするのかといった戦略を立てる為のヒントになります。

 

・ビジネスプランの作成:具体的な目標や戦略を立てます。ビジネスプランには、提供するサービスの内容、価格設定、売上予測、マーケティング戦略、運営計画などのビジネス全般に関わる内容を含めましょう。
このプランは、事業の方向性を明確にし、開業後の運営をスムーズに進めるためのガイドラインとなります。とても重要!!

 

・資金計画:必要な資金を明確にし、調達方法を考えます。開業資金には、物件初期費用、内装工事費、各備品費、広告宣伝費などが含まれます。
これらの費用を見積もり、どのように資金を調達するかを計画します。自己資金だけでなく、銀行の融資や国の助成金の利用も検討しましょう。

 

・物件探し:適切な立地を選び、契約をします。サロンの立地は成功の鍵を握る重要な要素です。ターゲット顧客がアクセスしやすい場所、例えば駅近くや商業施設の近くが理想的です。
また、物件の広さや賃料も考慮に入れ、最適な物件を選びます。これも重要!!

 

・内装・設備の準備:サロンの雰囲気を作り上げるための準備を行います。内装はサロンのイメージを決定づける重要な要素です。ターゲット顧客に合わせたデザインを選び、リラックスできる空間を提供します。
また、施術に必要な設備や道具も漏れなく揃えます。これには、施術ベッド、ライト、消毒設備などが含まれます。

 

創業計画書の作成

創業計画書は、開業に必要な資金や収益予測を詳細に記載したものです。金融機関からの融資を受ける際に必要となるため、詳細に作成することが重要です。
創業計画書には、事業の概要、経営方針、マーケット分析、競合分析、資金計画、収益予測、リスク分析などを含めます。
これにより、金融機関は事業の成功可能性を評価し、融資の可否を判断します。僕は税理士先生に助けてもらいました!

 

資金調達方法

資金調達は自己資金、銀行融資、助成金などがあります。創業計画書を元に、どの方法が最適かを検討します。
自己資金が不足している場合は、銀行からの融資を検討するのが一般的です。また、自治体や政府の助成金を利用することで、初期費用の負担を軽減することも可能です。
政策公庫の活用も候補に入れましょう!

 

物件探しと施工

物件は立地が重要です。ターゲットとなるお客様の住んでいるor働いている場所に近い物件を選び、賃貸契約を結びます。
その後、サロンの雰囲気に合わせて内装工事を行います。内装工事では、施術スペースや待合スペース、スタッフルームなどを設けるます。
また、保健所の検査に合格するための設備も整えます。福岡の内装やさんは紹介出来るので、福岡で開業予定の方はお気軽にご連絡ください♪

 

 

 

必要な資格と許可

美容師免許と管理美容師の必要性

マツエクサロンを開業するには、まず美容師免許が必要です。美容師免許は、国家試験に合格することで取得できます。
美容師免許を持っていないと、法律に基づいてまつ毛エクステンションの施術を行うことはできません。
さらに、複数のスタッフを雇用し、施術を行う場合には、管理美容師の資格も必要となります。
管理美容師とは、美容師免許を持ち、美容業界で一定の実務経験を積んだ上で、管理美容師の講習を修了した人を指します。詳しい詳細は、それぞれの県の窓口で確認してください!

 

美容所開設届出

マツエクサロンを開業するためには、美容所開設の届出を保健所に提出する必要があります。
サロンが法令に基づいた衛生管理を行っていることを証明するためです。
提出に必要な書類には以下のようなものがあります。アクションを起こす前に必ず各自治体の保健所等に詳細を確認しましょう!!

・美容所開設届出書

・美容所の平面図および見取り図

・美容師免許証のコピー

・診断書

・その他必要書類(自治体による)

 

 

 

開業資金の費用内訳と調達

必要な初期費用(物件初期費用、内装工事費、備品費、広告宣伝費など)

マツエクサロンの開業に必要な初期費用は多岐にわたります。以下に主要な費用項目を挙げます。

・物件取得費:物件の賃料や敷金・礼金、仲介手数料などが含まれます。立地によって大きく変動しますが、都市部では高額になる傾向があります。

・内装工事費:サロンの内装を整えるための費用です。施術スペースや待合スペース、スタッフルームの設置、照明やエアコンなどの設備も含まれます。

・備品費:施術用ベッド、ライト、消毒設備、ツールや化粧品など、施術に必要な備品の購入費用です。

・広告宣伝費:新規顧客を獲得するための広告費用です。チラシやポスター、SNS広告などが含まれます。

・運転資金:開業直後の運転資金として、賃料や人件費、消耗品費などをカバーするための資金も必要です。

具体的な費用は、サロンの規模や立地によって異なりますが、総額で200万円から600万円程度が一般的のようです。当時の僕の場合は、マツエクサロンの開業資金として500万円用意しました!

 

資金調達の方法と計画

各方法のメリットとデメリットを比較し、最適な方法を選びましょう。例えば、銀行融資は金利負担がある一方で、大きな資金を調達できるメリットがあります。助成金は返済不要ですが、条件や手続きが厳しい場合があります。税理士の先生に相談することをオススメします!福岡の方は僕でも良いです♪

資金調達の方法には以下のようなものがあります。

・自己資金:自分の貯金や資産を利用する方法です。自己資金が多いほど、借入額を減らすことができ、金利負担も軽減されます。

・銀行融資:銀行からの融資を受ける方法です。創業計画書を提出し、銀行の審査を受けます。信用金庫や地方銀行も選択肢に入ります。

・助成金:政府や自治体が提供する助成金を利用する方法です。新規開業支援や起業家支援など、様々なプログラムがあるため、該当するものを調べて申請します。

 

 

 

マツエクサロンのランニングコスト

マツエクサロンの運営には、開業後も継続的に発生するランニングコストがあります。ランニングコストを正確に把握し、毎月の収支計画を立てることで、安定した経営を維持することができます。
主なランニングコストには以下のようなものがあります。

・賃料:物件の賃料は毎月発生する固定費です。立地や物件の規模によって異なりますが、都市部では特に高額になることが多いです。

・人件費:スタッフの給与や社会保険料などが含まれます。スタッフの数や給与水準によって総額が変わります。試算の際は、交通費やインセンティブも忘れずに!

・光熱費、インターネット費:電気代、水道代、ガス代などが毎月発生します。あまり高くないですがインターネットや固定電話の費用もかかります。予約システムや決済システムの為にほぼ必須です!

・消耗品費:施術に必要なツールや化粧品、タオルなどの消耗品の費用です。他の事業でいう原材料費のようなものです。前の月の売上の7%以下に抑えることをオススメしています!

・広告宣伝費:集客のために広告宣伝を行う費用です。SNS広告、ウェブサイトの運営費などが含まれます。ホットペッパービューティー等の費用です。

・各手数料:意外にかかるのが手数料です。決済時や予約時に一定の割合の手数料がかかる事が多いので、開業前に必ず確認しましょう!

 

 

 

サロン開業の成功のポイント!?

コンセプト設定とターゲット顧客

サロンのコンセプトを明確にすることは、成功するために非常に重要です。
コンセプトは、サロンの方向性や提供するサービスの特徴を示すものです。
例えば、高級感のある落ち着いた空間を提供するサロン、若い女性向けのトレンドに敏感なサロン、ナチュラル志向のサロンなど、どのような雰囲気やサービスを提供するかを具体的に設定します。

ターゲット顧客層を設定することも重要です。
ターゲット顧客層とは、サロンが狙う主要な顧客の属性を指します。
年齢、性別、ライフスタイル、趣味嗜好などを考慮し、ターゲット顧客を明確にすることで、その顧客層に響くマーケティング戦略やサービス提供が可能となります。
例えば、20代の若い女性をターゲットとするなら、トレンドを強く意識したサービスやSNSを活用したプロモーションが効果的です。

コンセプトに合った内装やサービスを提供することで、顧客の満足度を高め、リピーターを増やすことができます。
例えば、高級感のあるサロンでは、高品質な施術だけでなく、内装やインテリアにもこだわり、リラックスできる空間を作ることが求められるでしょう。

 

スタッフの採用と育成

スタッフはサロンの顔となるため、適切な人材を採用し、育成することが重要です。
スタッフの質がサロンの評価に直結するため、採用時には技術力だけでなく、接客スキルやコミュニケーション能力も重視します。
例えば、技術試験やロープレを通じて、実際の技術力を確認することが有効です。

採用後は、継続的なトレーニングと育成が必要です。
新しい技術やトレンドに対応するための研修や、接客スキル向上のためのトレーニングを定期的に行います。
これにより、スタッフのスキルアップを図り、顧客満足度を高めることができます。

 

 

 

フランチャイズを利用した開業

フランチャイズのメリット・デメリット

フランチャイズを利用してマツエクサロンを開業することには、メリットとデメリットがあります。

フランチャイズのメリットとしては、まず既存のブランド力と知名度を活用できる点が挙げられます。
有名なフランチャイズブランドに加盟することで、開業当初から一定の認知が得られます。これにより、新規顧客獲得のための広告宣伝費用や労力を削減することが可能です。
さらに、フランチャイズ本部から提供される経営ノウハウやサポートを受けられる点もメリットです。
例えば、スタッフのトレーニングプログラムや経営管理システムなど、フランチャイズ本部のサポートによってスムーズな運営が可能となるでしょう。

一方で、フランチャイズにはデメリットも存在します。
まず、ロイヤリティや加盟金が発生する点です。
フランチャイズに加盟するためには、初期費用としての加盟金や月々の売上からロイヤリティを支払う必要があることが多いです。
この費用は経営における固定費となり、利益を圧迫する可能性があります。
また多くの場合、本部の方針に従う必要があるため、自分のビジネススタイルやアイデアを自由に反映させることが難しくなる可能性もあります。
この点に関しては、自分の経営スタイルやビジョンがフランチャイズ本部の方針と一致するかを慎重に判断することが重要です。

 

 

 

自宅開業のメリットとデメリット

自宅開業の初期費用とリスク

自宅開業は、サロン開業における初期費用を削減できる方法の一つです。
自宅を利用するため、賃料や敷金・礼金などの費用がかからない点が大きなメリットです。
このため、初期投資が少なく、資金調達の負担も軽減されます。また、自宅の一部を改装するだけで済むため、内装工事費も抑えることができます。

しかし、自宅開業にはリスクも伴います。
まず、集客が難しい場合がある点です。
自宅が商業エリアから離れている場合、ターゲット顧客にアクセスしてもらうのが難しくなります。また、自宅の一部をサロンとして使用するため、プライバシーの確保が課題となります。
自宅の一部をサロンとして改装する場合、家族や生活スペースとの調整も必要です。
特に、サロンとしての環境を整えるための防音対策や床材の変更なども考慮する必要があります。

 

 

 

施術に必要なツールと材料

マツエク施術には、様々な機具や材料が必要です。これらは、施術の安全性と効率性を確保するために欠かせないものであり、サロンの信頼性にも直結します。
以下に、基本的な設備を詳述します。

・施術ベッド:施術ベッドは、リラックスして施術を受けられるようにするためのものです。快適なソファベッドは顧客満足度を高め、リピーターを増やすことに繋がります。ベッドの高さや角度を細かく調整できるタイプが望ましいです。

・ライト:施術中の視認性を高めるために、適した明るさのライトが必要です。LEDライトなどの明るさを調整できるライトを使用することで、施術の精度を向上させることができます。また、目に優しい色味を選ぶことで、顧客や施術者の負担を軽減します。

・消毒設備:衛生管理はサロン運営において極めて重要です。消毒液、紫外線消毒器などの消毒設備を完備し、使用するツールを常に清潔に保ちます。これにより、安全なサービスを提供できます。

・マツエク用ツール:ツイーザー、グルー、エクステ(人工まつ毛)、ワックス、テープなど、施術に必要なツールと材料を揃えます。様々な品質や特徴のものが販売されているので、サロンの雰囲気やサービスに合ったものを選ぶようにしましょう!

 

 

 

まとめ

以上がマツエクの開業に必要な基本知識です。実際に開業する場所によって違いがあるので、開業する前にご自身で確認して下さい。今回の内容が少しでもお役に立てると嬉しく思います。マツエクサロン、ネイルサロン、飲食店を福岡で開業予定の方限定で無料開業相談もやっているので、気になる方はお気軽にご連絡ください♪

 

Tsukaten. | 開業さぽーと | 福岡
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